講座を選ぶ【予備校VS通信教育】
先ほど、独学では合格は厳しいと言いました。にもかかわらず、まだ独学で行政書士を目指そうとする人っているんですよね。
「独学で合格している人が世の中にはいるのだから、私だって合格できる」というように。
時間と労力が膨大にある人であれば、逆に独学をおすすめします。
では、独学はやめよう!と思った人が次に考えるのが、
予備校か通信教育。どちらを選択したらよいのか、悩むところですね。
そこで、簡単なチェックシートを作成しました。
予備校、通信教育、それぞれの質問項目で○の数を数えてください。
【チェックシート 予備校編】
- 行政書士になるためだったら、お金は惜しまない。
- 毎週決まった曜日・時間に通うことが可能だ。
- 自宅の近くに予備校がある。
- 一人で勉強をするのは退屈だ。
- ライバルと一緒に勉強をしたい。
- 人間関係はあまり気にしないほうだ。
- 自分はどちらかというと根気がないほうだ。
- 学生時代、夏休みの宿題はギリギリまでやらなかった。
- 自分は“M”である。
- 学生気分で勉強がしたい。
【チェックシート 通信教育編】
- 出費はできるだけ控えたい。
- 毎週決まった曜日・時間には通うことは不可能だ。
- 社会人である。
- マイペースに学習したい。
- 今まで塾に通ったことがない。
- 学生時代、自習が好きだった。
- 一人でいることは苦ではない。
- “継続は力なり”という言葉が好きだ。
- 自分は“S”である。
- 自宅に机と椅子がある。
○の数が多いほうが、アナタが向いている学習法。
私は、通信教育の方が圧倒的に多かったです。たしかに、私は通信教育で学習し、合格したので当たっているということですね。
ちなみに、予備校・通信教育のそれぞれの良い点・悪い点は、
【予備校】
<良い点>
- 疑問点はすぐに講師に質問できる。
- 毎週決まった曜日・時間に通学するので、強制力がある。
- 目に見えるライバルがいるため、モチベーションが維持できる。
<悪い点>
- 費用が高い。
- 曜日・時間が拘束される。
- 良くない講師に当たると最悪。
【通信教育】
<良い点>
- 費用が安い。
- 自分の好きな時間・場所で勉強ができる。
- いつからでも勉強ができる(予備校みたいに開校時期がない)。
<悪い点>
- 疑問点がすぐに質問できない。
- 根気がないと、挫折してしまう。
- 教材に当たり外れがある。
以上のことをふまえて、どちらが良いのか考えてみましょう。
私は圧倒的に
「受講料が安くて、自分の好きな時間・場所に勉強ができる」
通信教育がおすすめ。
それに仕事と勉強の両立は、通信教育でないと、困難だといえます。